プラネタリウムで寝てもいい、というイベントがあると聞いて、最初は笑ってしまいました。でも少し考えたら、これはなかなか面白い企画だと思い直しました。
地域情報メディア『なよろレンズ』編集長のクウです。鍼灸院の院長としても名寄で働いています。患者さんから「最近よく眠れない」という話をよく聞くので、このイベントは自分ごととして気になりました。
今回は、5月23日(金)に開催される「春眠プラ寝たリウム」について、内容・対象・当日の流れ・持ち物を整理しました。
「プラ寝たリウム」って何をするの
プラネタリウムのドームの中で、寝ることを目的にした上映です。ふつうの投影と違って、眠ってしまうことが前提として設計されています。
この形式のイベントは、2011年に明石市立天文科学館が「熟睡プラ寝たリウム」として始めたものが発祥です。名寄では毎年恒例のイベントになっていて、今回は「春眠」バージョン。
今年のテーマは「宇宙を語る文学」
今回の上映テーマは文学です。竹取物語、枕草子、明月記など、古典文学に登場する天体や星を順に映し出しながら、眠りに誘う構成になっています。
昨秋、市立名寄図書館で行われた文学講座「宇宙を語る文学」とのタイアップ企画です。昨年11月開催の「熟睡プラ寝たリウム」の投影内容をアレンジしたものになるとのこと。古典が好きな方にはとくに刺さる内容だと思います。
開催日時と回数はどうなっている
開催は5月23日(金)の一日だけです。2回開催されますが、内容はどちらも同じです。
- 第1回
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午後3時00分から(約50分)
- 第2回
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午後5時00分から(約50分)
各回の定員は先着50人で、事前申し込みは不要です。参加費は無料。直接会場へ向かえば入れます。

※イベント周知のため、公式公開チラシを紹介しています。
誰でも参加できるのか気になるところ
公式サイトには「ぐっすり眠って連休明けの気分転換をしたい方」と書かれています。子ども連れでも参加可能ですが、一点だけ条件があります。
投影中、声を出さずに静かに過ごせることが前提です。赤ちゃんや小さな子どもが一緒の場合は、途中で声が出てしまう可能性を少し考えておくといいかもしれません。なお、いびきは周りの方も許容しましょう、と公式サイトに書いてあったのには少し笑いました。
当日持っていくといいものは何か
持ち込みが自由なので、自分が眠りやすい環境を自分で整えることができます。
- 抱き枕
- ブランケット・寝袋
- その他、自分が安心して眠れるアイテム
ドームの床や座席に直接横になるスタイルになります。背中や体が痛くなりそうな方は、薄いマットやクッションを持参するのも一つの考え方です。ただし会場内の遊具など施設設備を使うことはできません。
上映前に睡眠の話が聞けるのもいい
投影の前に、名寄市立大学保健福祉学部の松下由惟氏による睡眠や気分転換にまつわるミニ講演があります。看護学科の先生による話なので、眠れない方にも何かヒントがあるかもしれません。
院長として患者さんの話を聞いていると、睡眠の悩みはどの年代にもあります。プラネタリウムで眠るという体験と合わせて、こういった話を聞ける機会は珍しいと思います。

眠れなくても、ただ寝転んで星を眺めるだけでも十分ですよ
当日に入れなかったらどうなる
定員は各回50人で先着順です。満員になった回には入れません。事前に席を確保できないため、早めに会場へ向かうのが安全です。
なお、投影が始まったあとの途中入場はできません。開始時刻前に入場を済ませておく必要があります。会場に着いたら早めに受付へ向かうようにしてください。
会場へのアクセスと当日の流れ
なよろ市立天文台きたすばるは、名寄市内の北にある道立サンピラーパーク内「星見の丘」にあります。名寄駅からは車で約10〜15分、駐車場は50台分あり無料です。
申し込み不要のため、当日直接受付へ向かいます。開始時刻の少し前には到着しておきましょう。
投影前に睡眠・気分転換についてのミニ講演があります。所要時間は公式サイトには明記がないため、余裕をもって会場へ入るのが安心です。
古典文学の世界と星空を眺めながら、あとはそのまま眠りましょう。途中退場は原則できません。
問い合わせ先と最新情報の確認先
イベントの詳細はなよろ市立天文台きたすばる公式サイトで確認できます。内容や時間が変更になる場合もあるため、当日前にもう一度確認しておくと安心です。
電話での問い合わせは、天文台(01654-2-3956)まで。天文台の開館時間は、4月から10月の夏期は午後1時から午後9時30分までです。
5月23日、まずは会場への道を確認してみて
申し込み不要なので、「行けそうなら行く」という感覚で動けます。金曜の午後3時か5時、どちらかの回に合わせて、サンピラーパークへのルートだけ頭に入れておけば準備は十分です。
わたしも患者さんに紹介したいと思っています。横になって、古典文学の星空を眺めながら眠れるなら、これは立派な気分転換になります。治療とは全然違う種類の「整える時間」だと感じています。
みなさんにとって、この金曜日が少しゆっくりできる時間になりますように。













