名寄中央整形外科に通っている方にとって、「閉院後はどこへ行けばいいのか」がまず浮かぶと思います。薬をもらっている方、定期的に診察を受けている方では気になるところも違うでしょう。
地域情報メディア「なよろレンズ」編集長のクウです。わたし自身、名寄で医療に携わっているので、こうした話では閉院日だけでなく、その後の受診まで見ておきたいところ。
今回は閉院までの日程と、通院中なら何を聞いておきたいのか、さらに別の医療機関へ移る場合まで順に見ていきます。
名寄中央整形外科は10月30日に閉院
名寄中央整形外科は、令和8年10月30日金曜日で閉院すると発表しました。昭和26年4月の開院から長く名寄の地域医療を担ってきた医院です。
告知では、後継者を育てることができず、事業継承も難しかったことが閉院の理由として記されています。突然診療を打ち切るのではなく、10月30日までは診療を続ける予定です。

長く通った医院だけに寂しく感じる方も多そうです
閉院までの診療日にも注意しておきたい
「10月30日までなら、いつ行っても大丈夫」と考える前に一つ注意があります。告知には、10月1日木曜日から3日土曜日まで職員研修のため休診するとあります。
普段の診療日についても変更が入る可能性はあります。受診日が近づいたら、診察時や電話で予定を聞いておくのが現実的でしょう。
- 閉院日
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令和8年10月30日金曜日。告知では、この日まで診療を続けるとされています。
- 10月の休診
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10月1日木曜日から3日土曜日までは、職員研修のため休診とされています。
通院中の人が先に聞いておきたいこと
定期通院している方なら、次回の診察時に「自分は閉院後どう受診するのか」を聞いておくと安心です。病名や治療内容によって、紹介先も同じとは限りません。
特に薬を継続している方や、レントゲンなどを見ながら経過を追っている方。紹介状が必要になるのかは、早めに聞いておきたいところです。
- 今後も同じ治療を続ける必要があるか
- 紹介してもらえる医療機関があるか
- 紹介状をいつ受け取れるか
- 薬をどの時期まで処方してもらえるか
- 画像や検査結果を引き継げるか
紹介先は症状や治療内容で違ってくる
閉院すると聞くと、「次はどこの整形外科へ行けばいいのか」と医院名を先に探したくなります。ただ、ここは少し立ち止まってもよいところです。
腰や膝の定期診察なのか、術後の経過観察なのか、リハビリを続けているのか。それぞれ必要な診療が違うため、現在の担当医から紹介先を聞くほうが話はつながりやすいでしょう。
名寄市立総合病院を受診する場合
名寄市内では、名寄市立総合病院にも整形外科があります。令和8年時点では4名の整形外科医が在籍し、平日の午前に外来診療が行われています。
ただし、現在ほかの医療機関で治療していて、市立病院へ治療を移す場合には紹介状が必要と案内されています。閉院前に紹介について相談しておく意味はここにあります。
薬や画像検査の記録も聞いておきたい
転院というと紹介状に目が向きますが、長く治療している方では過去の経過も大切です。レントゲンやMRIなどの画像がある場合は、次の医療機関へ渡せるのか聞いてみてください。
薬の名前や量も同じです。お薬手帳があれば持参し、現在どの薬をどのくらい使っているのか分かる状態にしておくと、次の診察で話を伝えやすくなります。
閉院後に急な痛みが出た場合の受診先
閉院後に転倒して強く痛めたなど、新しい症状が出ることもあります。その場合は、以前通っていたからという理由で転院先だけにこだわる必要はありません。
名寄市立総合病院では整形外科の診療を行い、急に症状が悪くなった場合の当日受付にも対応すると案内しています。ただし診療体制は日によって異なるため、受診前に公式案内を見ておくとよいでしょう。
家族が通院している場合も声をかけたい
本人より家族のほうが閉院後のことを心配しているケースもありそうです。特に高齢の家族が定期通院しているなら、次回受診日を一度聞いてみるのもよいと思います。
わたしも医療の仕事をしていますが、紹介状や次回受診日は、必要になった瞬間より前に話ができると負担が少ないもの。急いで転院先を決めるという話ではありません。
まず、10月30日までに受診予定があるかを見てみます。
治療を続ける場合は、紹介先や紹介状について担当医に尋ねます。
薬や画像検査など、次の医療機関へ渡すものがあるか尋ねておきます。
10月までに一度だけ受診予定を見直す
まず今日できるのは、診察券や予定表を見て次回の受診日を思い出すこと。10月30日より前に受診があるなら、その場で今後の治療について尋ねられます。
名寄で長く続いてきた医院の閉院だけに、寂しさを感じる方もいると思います。わたしも地域で仕事をする一人として、約75年続いた医院がなくなる重みを感じます。
通院中のみなさんは、慌てて次の医院を決めなくても大丈夫。次の診察で紹介先や薬のことを一つ聞くところから始めてみてください。













